今年もセリーグ、パリーグの月間MVPの予想をしていきたいと思います。
2024年月間MVPの発表予定日
3、4月度 | 5月10日(金) |
5月度 | 6月11日(火) |
6月度 | 7月9日(火) |
7月度 | 8月8日(木) |
8月度 | 9月10日(火) |
9、10月度 | 未定 |
6月度月間MVP
セリーグ
投手部門
大瀬良 大地 投手 (広島東洋カープ)【3度目】
[成績] 4試合 2勝0敗 投球回29.1 防御率0.00 奪三振15 自責点0
打者部門
T.オースティン 内野手 (横浜DeNAベイスターズ)【3度目】
[成績] 20試合 打率.346 安打28 本塁打5 打点17 長打率.654
パリーグ
投手部門
L.モイネロ 投手 (福岡ソフトバンクホークス)【初受賞】
[成績] 4試合 3勝0敗 投球回27 防御率0.67 奪三振34 自責点2
打者部門
近藤 健介 外野手 (福岡ソフトバンクホークス)【3度目】
[成績] 23試合 打率.413 安打31 本塁打7 打点23
6月の候補者についての予想
セリーグ打者
セリーグの打者部門は交流戦で調子の良かった外国人選手が獲得しそうです。横浜DeNAのオースティン選手、ヤクルトのサンタナ選手、巨人のヘルナンデス選手の3人のうちの誰かじゃないでしょうか。DeNAの牧選手の可能性もあります。
■6月24日時点での6月の成績
選手 | チーム | OPS | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 | RANK |
オースティン | 横浜 | 1.119 | 0.364 | 15 | 5 | 0.391 | 1 |
サンタナ | ヤクルト | 0.966 | 0.293 | 11 | 4 | 0.397 | 2 |
牧秀悟 | 横浜 | 0.935 | 0.316 | 6 | 3 | 0.409 | 3 |
ヘルナンデス | 巨人 | 0.885 | 0.338 | 9 | 3 | 0.400 | 4 |
セリーグ投手
セリーグの投手部門は3勝している阪神の才木が一歩リードしています。次回登板で勝利をあげるか防護率を落とさなければ獲得となると思います。2勝の投手なかではノーヒットノーランをしている大瀬良投手が自責点0.00のまま3勝目を挙げれば可能性があります。
■6月24日時点での6月の成績
選手 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 防御率 | 完投 | 完封 | 投球回数 |
才木浩人 | 阪神 | 3 | 0 | 0.38 | 1 | 1 | 24.0 |
大瀬良大地 | 広島 | 2 | 0 | 0.00 | 1 | 1 | 23.0 |
来週の先発予定はこんな感じでしょうか。
対戦チーム | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 才木 | ||||||
巨人 | 大瀬良 |
パリーグ打者
パリーグの打撃部門は交流戦のMVPになった日本ハムの水谷選手が獲得するかと思いましたが、それ以上の成績を上げている選手がいました。ソフトバンクの近藤選手です。飛ばないボールの中一人別次元の成績を残しています。
■6月24日時点での6月の成績
選手 | チーム | OPS | 打率 | 打点 | 本塁打 | 出塁率 | RANK |
近藤健介 | ソフトバンク | 1.312 | 0.436 | 17 | 5 | 0.530 | 1 |
水谷瞬 | 日本ハム | 1.049 | 0.365 | 14 | 3 | 0.414 | 2 |
パリーグ投手
パリーグの投手部門も3勝を上げている投手は一人だけです。楽天の藤井投手が後1勝すれば獲得なると思います。後は2勝を挙げている外国人投手ですかね。ソフトバンクのモイネロ投手とオリックスのエスピノーザ投手です。
■6月24日時点での6月の成績
選手 | チーム | 勝利 | 敗戦 | 防御率 | 完投 | 完封 | 投球回数 |
藤井聖 | 楽天 | 3 | 0 | 0.49 | 0 | 0 | 18.1 |
エスピノーザ | オリックス | 2 | 0 | 0.44 | 0 | 0 | 20.2 |
モイネロ | ソフトバンク | 2 | 0 | 0.86 | 0 | 0 | 21.0 |
来週の先発予定はこんな感じでしょうか。
対戦チーム | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 藤井 | ||||||
日本ハム | モイネロ | ||||||
ロッテ | エスピノーザ |
まとめ
6月のセリーグは交流戦で下位のチームの勝ち越し、上位のチームが負け越すという展開になったために大混戦になっています。ボールが飛ばないために得点が取れず、先取点を取った方が圧倒的に優位です。その意味ではテクニックを持った選手の多い広島が優位になっています。逆に阪神、巨人は苦戦していますね。ここからは打撃を変えてでも得点を取るチームが抜け出すと思います。いつまでも飛ばない、打てない、得点が入らないでは勝てません。
パリーグはソフトバンクが完全に抜け出しました。近藤が故障でもしない限りは、このまま優勝するんではないでしょうか。
ただ、なんでこんな馬鹿げたボールを使って、面白くないゲームをやってるのかと思います。野球は娯楽ですよ。観客を愉しますの目的です。ごく少数の担当者が決めた厳しいルールに縛られて台無しにしてしまっています。どうして1チーム年間100本塁打ぐらいが出るようコントロールできなんでしょうか。何のための打球速度や打球角度の情報化をしてるんでしょうか。そしてスポーツ新聞は自分たちの飯のタネが棄損しているのに、なぜ声をあげないんでしょうか。本塁打が半分になると売上は落ちませんか。