2025年セリーグの先発ローテーションを投手タイプ別に対戦チームとの成績を分析して各チームの先発ローテーションの強化ポイントを考えていきたいと思います。
セリーグ先発投手
阪神
◾️先発タイプ
タイガースの先発タイプは左右の投手だけでなく球速、変化球別に5つのタイプに分けられます。
◾️2023年 2024先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
先発登板//勝-敗(防御率) | |||||||||||
投手名 | 腕 | ヤクルト |
DeNA |
巨人 |
広島 |
中日 | |||||
2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | ||
村上 | 右 | 5/3-1(1.03) | 0/0-0 | 4/0-1(2.16) | 5/1-3(3.15) | 2/1-0(0.00) | 1/0-0(1.29) | 3/2-1(2.53) | 7/2-5(2.19) | 4/3-1(2.08) | 7/4-2(2.86) |
伊藤 | 左 | 6/3-1(2.61) | 1/0-1(15.34) | 3/2-1(1.64) | 6/2-2(3.89) | 4/2-1(2.10) | 1/1-0(0.00) | 2/2-0(1.17) | 2/0-1(6.30) | 3/1-1(2.84) | 1/0-1(16.20) |
才木 | 右 | 2/1-1(2.77) | 7/3-1(0.82) | 3/1-2(3.44) | 2/1-0(3.00) | 5/3-1(2.56) | 8/4-1(1.95) | 1/1-0(0.00) | 2/0-0(2.08) | 4/1-1(1.29) | 3/2-1(0.82) |
大竹 | 左 | 4/3-0(2.25) | 4/4-0(2.22) | 3/1-1(4.86) | 2/1-0(3.27) | 2/1-0(3.55) | 2/0-2(6.52) | 7/6-0(0.57) | 6/3-1(2.08) | 2/1-0(3.00) | 7/3-2(2.57) |
青柳 | 右 | 4/1-1(4.37) | 4/0-2(4.80) | 7/5-2(3.86) | 4/1-0(4.58) | 3/2-1(4.15) | 1/0-1(5.40) | 2/0-0(6.00) | 2/0-2(7.27) | 2/1-0(1.38) | |
西 勇 | 右 | 3/1-1(2.75) | 3(1-1(3.18) | 1/0-0(0.00) | 5/1-2(4.43) | 3/1-2(3.38) | 4/0-2(1.27) | 3/1-1(4.50) | 3/2-0(0.90) | 5/3-0(4.72) | 3/1-0(2.00) |
西純 | 右 | 1/0-0(2.45) | 1/1-0(5.40) | 4/2-0(3.00) | 3/0-2(7.04) | 2/2-0(3.00) | |||||
ピーズリー | 右 | 5/4-1(2.52) | 2/0−1(1.69) | 1/0-0(4.91) | 3/3-0(1.00) | 1/0-1(6.75) | 3/1-0(0.84) | 1/0-1(2.57) | |||
高橋 | 左 | 1/0-1(1.50) | 3/3-0(2.16) | 1/1-0(0.00) | |||||||
門別 | 左 | 1/0-1(9.00) | 1/0-1(3.60) | ||||||||
及川 | 左 | 1/0-1(3.00) | 3/1-2(4.72) | 1/0-0(0.00) | |||||||
合計 | 12-5 | 12-7 | 10-8 | 7-7 | 12-5 | 9-10 | 12-5 | 10-8 | 12-5 | 12-7 |
凡例:Good Bad
◾️2023年 2024先発投手の評価
先発登板//勝-敗(防御率) | |||||||||||
投手名 | 腕 | ヤクルト |
DeNA |
巨人 |
広島 |
中日 | |||||
2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | 2023 | 2024 | ||
村上 | 右 | ◎ | △ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | |||
伊藤 | 左 | ◯ | ✖️ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ✖️ | ✖️ | ||
才木 | 右 | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | |||
大竹 | 左 | ◎ | ◎ | ✖️ | △ | △ | ✖️ | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ |
青柳 | 右 | △ | ✖️ | ◯ | △ | △ | ✖️ | ✖️ | ✖️ | ◯ | |
西 勇 | 右 | △ | △ | △ | △ | □ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | |
西純 | 右 | ✖️ | ◯ | ✖️ | ◯ | ||||||
ピーズリー | 右 | ◎ | △ | △ | ◎ | ✖️ | ◯ | ||||
高橋 | 左 | □ | ◎ | ◎ | |||||||
門別 | 左 | ✖️ | ✖️ | ||||||||
及川 | 左 | △ |
◾️評価(A-)
2023年は村上、伊藤、才木の3人はチームを問わずいい成績でした。しかし2024年は才木だけがどのチームにもいい成績となりました。村上は2024年前半戦は首位を争っていたチームのエースとばかり当たりました。その為か勝ち星を伸ばせなかったですね。ただ防御率は良いので、才木と村上は2025年も全チームに先発しても良い成績を残すと思います。期待外れだったのは伊藤ですね。調子が上がらず2024年はどのチームにも成績を残せませんでした。2025年は先発ローテーションにはいるのは難しい状態となってしまいました。
大竹は2023年に引き続き右打ちのミート率が高い好打者の揃うDeNAと巨人にはちょっと悪いですね。ただ広島キラーぶりは健在で、2024年はヤクルトにも強く、中日を含んだ3球団に重点的に回せば10勝できると思います。
2024年はビーズリーがヤクルトと巨人に強かったです。比較的出塁優先のチームですが勝ち星を上げている事を考えるとストライク勝負できる強い球の投手が優位なのかもしれません。才木、村上も両チームには強いので問題はなさそうです。ただ巨人には良い投球だけではなく勝つ投球をしなければいけなくなるので、高橋のコンデションが良ければ対戦機会が増えると思います。
やはり一番の難敵はDeNAですね。2024年は青柳が通用しなくなり。対戦貯金を作る先発投手はいませんでした。2024年は左の好打者が増えたのが原因かもしれません。来年も怪我がなければ攻略が一番難しい打線になるでしょう。全盛期の西勇のようなシュート系の投手がいれば良いのですが、新外国人はパワー系速球投手のようです。去年のドラ1、2の下村、椎葉辺りに期待でしょうか。大穴として佐藤蓮が上げれます。ツーシーム系の150キロを超える速球とパワーカーブのコンビネーションはDeNAキラーとしてピッタリの投手です。ただコントロールとメンタルがもう少し良くなればですが、四球で崩れるようでは先発できません。
2025年のローテーションは伊藤に変わる左腕先発を誰にするかですかね。高橋がシーズン20登板は難しと思うので、及川、門別、富田、ルーキーの伊原の中から12登板ほど機会があると思います。この中から誰かが抜け出して10勝あげれば2023年のパターンになると思います。右腕ですが西勇投手は左腕と同じ軌道で投げる為、広島に良い成績を残しています。なので広島、中日、ヤクルトには貯金ができると思います。
◾️先発タイプ
先発タイプ | 2024年 | 2024年 |
---|---|---|
右腕+コントロール+カット、スライダー系 | 村上 | 村上 |
右腕+コントロール+シュート、ツーシーム系 | 西勇、青柳 | 西勇、ニック・ネルソン |
右腕+パワー+ストレート。落ちる球系 | 才木、ビーズリー | 才木、ビーズリー、デュプランティエ |
左腕+コントロール+変化球系 | 伊藤、大竹 | 大竹、伊藤、門別、及川、富田 |
左腕+速球+コントロール+オールマイティ | 高橋 | 高橋 |
◾️チーム別打線の特色とウィークポイント
チーム | ウィークポイント | 対策投手 |
---|---|---|
ヤクルト | 右打の強打者が多い反面、左打の出塁率の高い打者が見当たらない。また出塁率重視の攻めなのでストライクカウント取る決め球がる投手は苦手 | 大竹、才木ビーズリー |
DeNA | 右腕のツーシーム系の速球にウィークポイントがあったが、ミート力のある左打者が揃ってきているので打者を絞った対策が必要。左腕投手の右打者のインコース攻めが効果的か | 西、高橋 |
巨人 | 左の強打者がベテランになり本塁打狙いの打線が機能しなくなっている。速球系の右投+フォークの投手には脆い。 | 才木、ビーズリー |
広島 | 左打偏重打線なので、制球力の良い左腕変化球投手に弱い。 | 大竹、高橋 |
中日 | 左右を問わず球の速い投手を苦手にしている傾向が見て取れる。 | 村上、才木、大竹 |
広島
◾️先発タイプ
カープの先発投手は右投手が主体ですね。球速、変化球別のタイプ別では3タイプに分かれます。ショート系の九里と野村がいなくなりました。去年は大瀬良がシュートを使う投手となったのですが今年はどうなるかでしょうか。
先発タイプ | 先発投手 |
---|---|
右腕+コントロール+カット系 | 大瀬良、森下 |
右腕+速球+フォーク落ちる系 | アドゥワ 誠、常廣 |
左腕+コントロール+変化球系 | 床田、玉村、森 |
◾️2024年先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
阪神 | DeNA | 巨人 | ヤクルト | 中日 | ||||||||||||
防御率 | 勝 | 負 | 防御率 | 勝 | 負 | 防御率 | 勝 | 負 | 防御率 | 勝 | 負 | 防御率 | 勝 | 負 | ||
九里亜蓮 | 右 | 7.71 | 0 | 3 | 4.85 | 0 | 1 | 5.82 | 1 | 1 | 2.97 | 2 | 2 | 1.91 | 2 | 3 |
大瀬良大地 | 右 | 1.93 | 2 | 1 | 1.26 | 0 | 0 | 1.88 | 1 | 2 | 3.21 | 1 | 1 | 2.37 | 1 | 2 |
森翔平 | 左 | 2.40 | 1 | 1 | 7.36 | 0 | 1 | 1.13 | 0 | 1 | ||||||
森下暢仁 | 右 | 1.13 | 1 | 1 | 4.30 | 2 | 2 | 4.08 | 2 | 2 | 1.69 | 1 | 2 | 1.29 | 2 | 2 |
床田寛樹 | 左 | 1.30 | 3 | 2 | 2.88 | 2 | 0 | 2.16 | 0 | 1 | 4.05 | 3 | 3 | 1.77 | 1 | 2 |
ハッチ | 右 | 1.80 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 18.0 | 0 | 0 | 5.40 | 0 | 1 | |||
アドゥワ誠 | 右 | 4.66 | 1 | 0 | 4.94 | 2 | 3 | 1.99 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3.00 | 1 | 0 |
玉村昇悟 | 左 | 4.50 | 0 | 1 | 3.43 | 2 | 0 | 7.5 | 0 | 1 | 0.82 | 1 | 0 | 3.00 | 0 | 1 |
凡例:Good Bad
◾️評価(B)
九里がFAで移籍した為、2025年は森下、大瀬良、床田が3人が中心のローテーションになりそうです。ただ特定のチームに強いわけではないので貯金は残せなさそうです。常廣投手か新外国人の先発投手に期待したところですが、いきなり10勝はできないと思うので、去年よりは勝ち星を落としそうです。
◾️チーム別打線の特色とウィークポイント
チーム | ウィークポイント | 対策投手 |
---|---|---|
ヤクルト | 右打の強打者が多い反面、左打の出塁率の高い打者が見当たらない。また出塁率重視の攻めなのでストライクカウント取る決め球がる投手は苦手 | 森下、玉村 |
DeNA | 右腕のツーシーム系の速球にウィークポイントがあったが、ミート力のある左打者が揃ってきているので打者を絞った対策が必要。左腕投手の右打者のインコース攻めが効果的か | 床田、玉村、 |
阪神 | 上位に左打の出塁率の高い打者が揃うが、右打ちのパワーヒッターが大山以外見当たらなかったが、後半、森下が成長したことでウィークポイントはなくなった。 | 大瀬良、床田 |
巨人 | 左の強打者がベテランになり本塁打狙いの打線が機能しなくなっている。速球系の右投+フォークの投手には脆い。 | 森下、大瀬良、アドゥワ |
中日 | 左右を問わず球の速い投手を苦手にしている傾向が見て取れる。 | 床田、森下 |
巨人
◾️先発タイプ
菅野が抜けた穴を誰が埋められるかにかかっていそうです。タイプ的には4パターンになってしまいました。ベテランの田中が活躍するには東京ドームは狭すぎますね。
先発タイプ | 先発投手 |
---|---|
右腕+アンダースロー | 高橋礼 |
右腕+コントロール+シュート、ツーシーム系 | 山﨑、赤星 |
右腕+速球+フォーク系 | 戸郷、堀田、田中、西館 |
左腕+速球系+カット系 | グリフィン、井上 |
◾️2024年先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
阪神 | 広島 | DeNA | ヤクルト | 中日 | ||||||||||||
防 | 勝 | 敗 | 防 | 勝 | 敗 | 防 | 勝 | 敗 | 防 | 勝 | 敗 | 防 | 勝 | 敗 | ||
戸郷翔征 | 右 | 2.90 | 4 | 2 | 1.52 | 2 | 1 | 1.54 | 1 | 2 | 2.05 | 3 | 1 | 1.29 | 0 | 1 |
菅野智之 | 右 | 1.01 | 1 | 1 | 0.98 | 3 | 0 | 2.25 | 1 | 1 | 1.88 | 4 | 0 | 1.56 | 5 | 0 |
山﨑伊織 | 右 | 1.05 | 2 | 1 | 7.71 | 0 | 2 | 3.00 | 3 | 0 | 3.91 | 2 | 1 | 1.46 | 2 | 1 |
グリフィン | 左 | 4.19 | 1 | 1 | 2.22 | 0 | 0 | 1.59 | 1 | 0 | 4.22 | 2 | 2 | 2.84 | 1 | 0 |
井上温大 | 左 | 4.91 | 0 | 0 | 4.20 | 1 | 1 | 2.55 | 2 | 1 | 5.11 | 0 | 2 | 0.71 | 3 | 0 |
高橋礼 | 右 | 1.64 | 0 | 1 | 3.38 | 1 | 1 | 1.74 | 1 | 0 | 1.50 | 0 | 0 | 12.0 | 0 | 0 |
赤星優志 | 右 | 3.60 | 0 | 3 | 5.40 | 0 | 1 | 2.63 | 0 | 0 | 5.27 | 0 | 2 | 2.50 | 1 | 1 |
堀田賢慎 | 右 | 0 | 0 | 0 | 1.80 | 0 | 0 | 0.84 | 2 | 0 | 1.00 | 0 | 0 | 2.19 | 1 | 1 |
凡例:Good Bad
◾️評価(B+)
菅野が抜けた穴は埋まりそうにないですね。特に山崎の対戦成績の悪い広島、ヤクルトの二番手の投手を誰にするかで悩むでしょう。また、終盤の優勝争いを阪神、広島と争った場合は先発投手に困ることが出そうです。一方、DeNA、中日には、ほとんどの先発投手は抑えているので大丈夫でしょうか。
◾️チーム別打線の特色とウィークポイント
チーム | ウィークポイント | 対策投手 |
---|---|---|
ヤクルト | 右打の強打者が多い反面、左打の出塁率の高い打者が見当たらない。また出塁率重視の攻めなのでストライクカウント取る決め球がる投手は苦手 | 戸郷 |
DeNA | 右腕のツーシーム系の速球にウィークポイントがあったが、ミート力のある左打者が揃ってきているので打者を絞った対策が必要。左腕投手の右打者のインコース攻めが効果的か | 山﨑、グリフィン、井上、高橋 |
阪神 | 上位に左打の出塁率の高い打者が揃うが、右打ちのパワーヒッターが大山以外見当たらなかったが、後半、森下が成長したことでウィークポイントはなくなった。 | 戸郷、山﨑 |
広島 | 左打偏重打線なので、制球力の良い左腕変化球投手に弱いが、速球系の外国人左腕は打っている。 | 戸郷、グリフィン |
中日 | 左右を問わず球の速い投手を苦手にしている傾向が見て取れる。 | 山﨑、戸郷、井上 |
DeNA
◾️先発タイプ
ベイスターズの先発タイプは左右の投手だけでなく球速、変化球別に4つのタイプに分けられます。
先発タイプ | 先発投手 |
---|---|
右腕+コントロール+スライダー、カット系 | 平良、吉野 |
右腕+速球+落ちる球チェンジアアップ系 | ジャクソン、石田、大貫、バウアー |
左腕+コントロール+変化球系 | 東、竹田 |
左腕+速球系 | ケイ |
◾️2024年先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
阪神 | 広島 | 巨人 | ヤクルト | 中日 | ||||||||||||
防御 | 勝 | 敗 | 防御 | 勝 | 敗 | 防御 | 勝 | 敗 | 防御 | 勝 | 敗 | 防御 | 勝 | 敗 | ||
東克樹 | 左 | 3.55 | 2 | 1 | 1.91 | 4 | 2 | 1.93 | 1 | 0 | 3.86 | 1 | 1 | 0.70 | 4 | 0 |
大貫晋一 | 右 | 1.93 | 1 | 1 | 2.37 | 1 | 2 | 1.80 | 0 | 1 | 2.95 | 2 | 1 | 2.00 | 1 | 1 |
吉野光樹 | 右 | 2.70 | 1 | 0 | 33.75 | 0 | 1 | 1.64 | 1 | 1 | 5.00 | 1 | 0 | |||
ジャクソン | 右 | 2.10 | 1 | 1 | 3.74 | 2 | 1 | 2.19 | 1 | 1 | 5.02 | 1 | 0 | 3.07 | 2 | 2 |
石田裕太郎 | 右 | 1.80 | 0 | 0 | 7.94 | 0 | 2 | 4.05 | 2 | 1 | 5.19 | 0 | 0 | |||
平良拳太郎 | 右 | 1.04 | 1 | 0 | 1.80 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2.57 | 0 | 0 | |||
ケイ | 左 | 3.52 | 0 | 2 | 2.77 | 0 | 1 | 4.64 | 1 | 5 | 3.97 | 2 | 1 | 1.38 | 1 | 0 |
凡例:Good Bad
◾️評価(B+)
右腕のシュート、ツーシム系の投手がいません。なのでヤクルトには打たれています。ただバウアーの加入で3枚の外国人で何勝できるかで順位は決まると思います。
◾️チーム別打線の特色とウィークポイント
チーム | ウィークポイント | 対策投手 |
---|---|---|
ヤクルト | 右打の強打者が多い反面、左打の出塁率の高い打者が見当たらない。なので村上が調子が悪い場合は右のシュート、ツーシーム系の先発投手が苦手。 | バウアー |
中日 | 左右を問わず球の速い投手を苦手にしている傾向が見て取れる。 | 大貫、ケイ |
阪神 | 上位に左打の出塁率の高い打者が揃うが、右打ちのパワーヒッターが大山以外見当たらなかったが、後半、森下が成長したことでウィークポイントはなくなった。 | 大貫、ジャクソン |
広島 | 左打偏重打線なので、制球力の良い左腕変化球投手に弱いが、速球系の外国人左腕は打っている。 | 東 |
巨人 | 左の強打者がベテランになり本塁打狙いの打線が機能しなくなっている。速球系の右投+フォークの投手には脆い。 | 東、吉野、ジャクソン |
中日
◾️先発タイプ
ドラゴンズの先発タイプは左右の投手だけでなく球速、変化球別に5つのタイプに分けられます。
先発タイプ | 先発投手 |
---|---|
右腕+コントロール+カット、スライダー系 | 柳、メヒア、松木平 |
右腕+コントロール+シュート、ツーシーム系 | 涌井 |
右腕+速球+落ちる系 | 高橋、梅津、 |
左腕+コントロール+変化球系 | 松葉、大野 |
左腕+コントロール+オールマイティ | 金丸 |
◾️2024年先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
2023年 先発登板数/勝-敗(防御率) | ||||||
投手名 | 腕 | ヤクルト | DeNA | 阪神 | 巨人 | 広島 |
凡例:Good Bad
ヤクルト
◾️先発タイプ
スワローズの先発タイプは左右の投手。球速、変化球別に4つのタイプに分けられます。
先発タイプ | 先発投手 |
---|---|
右腕+コントロール+カット系 | 小川 |
右腕+速球+フォーク | 吉村、高梨、小澤 |
左腕+コントロール+変化球系 | 石川 |
左腕+速球系 | 高橋 |
◾️2024年先発投手の対戦チーム別勝利数と防御率
2023年 先発登板数/勝-敗(防御率) | ||||||
投手名 | 腕 | DeNA | 阪神 | 巨人 | 広島 | 中日 |
松本 | 右 | ◯ |
凡例:Good Bad
各チーム先発投手比較
評価 | B | B | B | C | B− | D |
チーム | 阪神 | 巨人 | DeNA |
中日 | 広島 |
ヤクルト |
1 10勝 | 村上 | 戸郷 | 東 | 高橋 | 森下 | 吉村 |
2 10勝 | 才木 | 山﨑 | ジャクソン | 床田 | 高橋 | |
3 8-10勝 | 大竹 | 井上 | 松葉 | 大瀬良 | 小川 | |
4 12勝候補 | 高橋 | バウアー | ||||
5 5-10勝 | ビーズリー | グリフィン | ケイ | メヒア | アドゥア | アビラ |
6 5勝 | 西 | 赤星 | 平良 | 涌井 | ||
7 5勝 | 伊藤 | 田中 | 大貫 | 柳 | 玉村 | 奥川 |
8 | 門別 | 横川 | 石田 | 松木平 | 森 | 山野 |
9 | 富田 | 堀田 | 吉野 | 梅津 | 常廣 | 高梨 |
10 | 及川 | 高橋 | 大野 | |||
11 (新外国人) | デュプランティエ | カイル・マラー | ジョハン・ドミンゲス | ピーター・ランバート | ||
12 (新人) | 伊原 | 竹田 | 金丸 | 中村 | ||
13 (新人) | 木下 |
各チーム救援投手比較
評価 | B | A | C | C | B | D |
チーム | 阪神 | 巨人 | DeNA |
中日 | 広島 |
ヤクルト |
抑え | 岩﨑 | マルティネス | 森原 | 松山 | 栗林 | 田口 |
SU(右投) | ゲラ | 大勢 | ウイック | 清水 | 島内 | 清水 |
SU(左投) | 桐敷 | バルドナード | 斎藤 | 塹江 | ||
SU(右投) | 石井 | ケラー | 山﨑 | 藤嶋 | 石山 | |
中継ぎ(左投) | 島本 | 高梨 | 坂本 | 橋本 | 森浦 | 山本 |
中継ぎ(左投) | 富田 | 大江 | ハーン | |||
中継ぎ(右投) | 畠 | 船迫 | 徳山 | 勝野 | ケムナ | 大西 |
ロングリリーフ | 岡留 | 泉 | 中川 | 梅野 | 益田 | 矢崎 |
新外国人 | ネルソン | マルテ | ドミンゲス | バウマン | ||
控え | 中川 | 浜地 | 祖父江 | 中崎 | ||
新人 | 木下 | 篠木 | 中村 | |||
新人 | 伊原 | 竹田 | ||||
新人 | 工藤 |