2019年ドラフト結果　球団採点（ソフトバンク編）

2019年ドラフト指名結果

■１位結果

佐々木朗希（投手）大船渡高校	日本ハム、ロッテ、西武、楽天
奥川恭伸（投手）星稜高校	阪神、ヤクルト、巨人
森下暢仁（投手）明治大学	広島
石川昂弥（三塁手）東邦高校	中日、ソフトバンク、オリックス
森敬斗（遊撃）桐蔭学園	横浜

■外れ１位の結果

西純也（投手）創志学園	阪神
宮川哲（投手）東芝	巨人、西武
河野竜生（左腕投手）JFE西日本	日本ハム、オリックス
小深田（内野手）大阪ガス	楽天
佐藤直樹（外野手）ＪＲ西日本	ソフトバンク

■外れ外れ１位の結果

宮城大弥（左腕投手）興南高校	オリックス
堀田賢慎（投手）青森山田	巨人

ソフトバンクの２位以降の指名

２位	海野隆司	東海大、捕手、右右
３位	津森宥紀	東北福祉大、投手、右右
４位	小林珠維	東海大札幌、投手、右右
５位	柳町達	慶大、内野手、右左

育成１位	石塚綜一郎	黒沢尻工、捕手、右右
育成２位	大関友久	仙台大、投手、左左
育成３位	伊藤大将	八戸学院光星、内野手、右右
育成４位	勝連大稀	興南、内野手、右左
育成５位	舟越秀虎	城北、外野手、右右
育成６位	荒木翔太	千原台、内野手、右右
育成７位	村上舜	山形中央、投手、左左

■ソフトバンクドラフト採点（80点）

１位：佐藤直樹

１位は石川を指名、抽選で外れて佐藤(JR西日本)を指名。社会人出身の右打ちの外野手で肩と走はプロ即戦力と評価の高かった選手だ。打撃も２019年の都市対抗で.461と打ち評価を上げた。ただ打撃に荒削りな所があり１軍で即通用するかは疑問符が残る。今年唯一の右打即戦力野手と言うこともあり評価が高かったのだと思う。もしソフトバンクが１位指名しない場合は、２位で広島、阪神が狙っていただけに順当な指名となった。ここで紅林か井上を指名する方法もあったと思うが即戦力を選んだ形となった。

２位：海野隆司

２位指名は大学No. 1評価の海野が残っていて指名となった。ここまで残っていたのが不思議なぐらいだ。２位で阪神、オリックス、楽天が高卒野手を優先した為に残ったのだろうか。１位に外れ一位で投手に行かなかった事が指名に繋がったのかもしれない。勝負強い打撃も売りなので良い指名ができた。

3位：津森宥紀

3位指名は投手のサイドハンドで150キロ近くを投げる津森をを指名。ドラフト予想では３位に上がっていた投手だ。去年までの評価ではドラフト１位予想もあったのだが、今年になりちょっと調子を落としていた。津留崎、杉山という右腕が残っていたが、あえて津森を指名したので、スカウト強い推しがあったのだと思う。

4位：小林珠維

４位指名は小林珠維を指名、MAX150キロのストレートが魅力のポテンシャルの高い素材投手を指名。高校通算３０本の長打力も魅力だ。

５位：柳町達

５位は柳町を指名。ここでもう一人大卒の打者を指名。大学通算安打数が100を超える左打ちの安打製造機だ。

石川の指名は予想外でした。抽選で外して投手に行くのではなく社会人出身の右打ちの外野手佐藤直樹を指名。ちょっと意外な指名でした。フロント内部には右打者が少ないと言う認識があるようです。レギュラークラスはベテランと外国人は豊富ですが、次世代という事でしょうか。２位で指名した海野はレギュラークラスに成長すると思うので、佐藤直樹が３年でレギュラーが取れるかがポイントになると思います。取れなくても次の手は色々考えていると思いますが。

■2019年ドラフト結果　球団採点（阪神編）