2022年現役ドラフト予想
今年は初めてMLBのルール5ドラフトを真似た現役ドラフトが行われることになりました。
期日:2022/12/9 13:00〜
人数:各チーム2名以上のリストを提出
選択権順序:1番指名のあったリストを出したチームが1番、そのチームが指名した選手のチームが2番とそれを繰り返した12チーム行う。既に指名済みの球団の場合は、2番目に指名のあったリストを出したチームが選択する。1巡目の指名が終わると、今度はドラフト会議の2位の指名順番で2巡目を指名する。
※指名数が同数の場合は、その年に行われたドラフト会議の2位の指名順番が優先となる。パ6位(日本ハム)→セ6位(中日)→パ5位(ロッテ)→セ5位(広島)
→パ4位(楽天)→セ4位(巨人)→パ3位(西武)→セ3位(阪神)→パ2位(ソフトバンク)→セ2位(DeNA)→パ1位(オリックス)→セ1位(ヤクルト)
※2巡目は希望チームのみ
指名人数:各チーム1名以上
対象外選手:
- 育成選手
- 外国人選手
- 複数年契約選手
- 年俸が5,000万円以上の選手 ※ただし、1名に限り5000万円以上1億円未満の選手を対象にできる。
- FA権を保有している、あるいは行使した経験がある選手
- 前年の日本シリーズ終了後にトレードなどで獲得した選手
- シーズン終了後に育成から支配下昇格させた選手
■現役ドラフト
チーム | 選手名 | ポジション | 試合数 | 打率/防御率 | 本塁/勝敗SH | 指名チーム |
---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 渡邊 | 外野手 | 194 | .169 | 1 | オリックス |
DeNA | 細川 | 外野手 | 123 | .201 | 6 | 中日 |
阪神 | 陽川 | 内野手 | 301 | .227 | 23 | 西武 |
巨人 | 戸根 | 投手 | 158 | 3.96 | 5-2-3-18 | 広島 |
広島 | 正隨 | 外野手 | 21 | .121 | 2 | 楽天 |
中日 | 笠原 | 投手 | 54 | 4.44 | 11-13-0-0 | 横浜 |
オリックス | 大下 | 内野手 | 52 | .207 | 3 | ロッテ |
ソフトバンク | 大竹 | 投手 | 35 | 4.07 | 10-9-0-1 | 阪神 |
西武 | 松岡 | 投手 | 7 | 12.00 | 0-0-0-0 | 日本ハム |
楽天 | オコエ | 外野手 | 236 | .219 | 9 | 巨人 |
ロッテ | 成田 | 投手 | 15 | 5.64 | 0-2-0-1 | ヤクルト |
日本ハム | 古川 | 投手 | 82 | 4.99 | 6-15-0-3 | ソフトバンク |
■まとめ
取り敢えず1回目の現役ドラフトは終わりました。結局、1巡目だけで終わったようです。2巡目を指名する選手が全てのチームにいないという事ですね。2巡目は逆ウェーバーという事だったので、上位チームは選手を絞ったんだと思いますが。1番順位の日本ハムさへ指名しないという事は、戦力になる選手がいなかったということですね。
来年戦力として考えていない選手を出す仕組みなので、それほど目立った選手は出ないとは思いますが、選手にとっては転機になることが考えられるので、もう少し思い切って選手を出せるようにしていかないと活性化にはつながらないと思います。
例えばアメリカのルール5ドラフトのように40人枠から外れた選手は全て対象とするぐらいのルール変更が必要かと思います。
移籍された選手が来年1軍枠に入れるように頑張ってほしいですね。